L・レトリバー (12歳4カ月)
3か月前より口腔内出血が見られ、病理検査を実施したところ、左下顎部口腔内悪性黒色腫と診断。
広範囲な外科的摘出手術および化学療法ではなく、家族で相談し、将来看護していく上で外科的摘出手術は選択しない結論に至り、AMTC200による治療を始める。
- 口腔内悪性黒色腫は下顎に発生(比較的治療しやすい)。
- AMTC200で局所治療する事で、口腔内のがん幹細胞に有効なダメージを与え、免疫細胞へ抗原提示が出来たと思われる。
- 樹状細胞を中心とした免疫療法によって転移病巣の沈静化。
- 現在、犬悪性黒色腫に対して免疫療法を中心とした治療を数例実施し、良好に経過している。